“南海本線の特急停まらない駅”グルメ

2020年3月3日放送の『ちゃちゃいれマンデー』（関西テレビ・火曜19時）で、南海本線の特急がとまらない駅のグルメ情報が紹介された。

この日は、『関西私鉄徹底リサーチ！南海本線の特急とまらない駅もスゴイぞ！SP』と題して、南海本線の“特急がとまらない駅”のええとこが取り上げられた。

南海本線とは

今回取り上げらた路線である南海本線について簡単なまとめ。

• 関西の大手私鉄のひとつ南海電鉄が運営する鉄道路線
• 大阪市の南海難波駅と和歌山市の和歌山市駅を結ぶ
• 1885年、前身となる阪堺電鉄が開業。現存する私鉄では日本最古（創業135周年）
• 大阪湾に沿って伸びる路線は海岸沿いを走っていると思われがちだが、車窓から海は【鳥取ノ荘-淡輪 】間のみしか見えない。
• 特急「サザン」は難波駅-和歌山市駅間を約1時間で結ぶ。

特急が停まる駅

特急が停まる駅は、

なんば／新今宮／天下茶屋／堺／岸和田／泉佐野／尾崎／みさき公園／和歌山大学前／和歌山市

の10駅のみ。

貝塚駅のグルメ

特急が停まる泉南の主要駅・岸和田から2駅あとの貝塚駅のグルメ。

たこぼうずもなか

貝塚の名物は可愛らしい形をした和菓子の「たこぼうず」。その名の通り、たこの形をした最中で中には粒あんがぎっしり。価格は1個税込150円。

「たこぼうず」という名前の由来とは？

今のご主人末っ子で上に3人姉がいる。ご主人のお父さんが跡継ぎの男の子が欲しかったらしく、「ぼうず欲しい！」「ぼうず欲しい！」と言ってたこの形をした最中を作って発売したら、ご主人が生まれた。ということらしい。

夢一喜 本店

貝塚にはレストラン夢一喜の本店がある。

本場ドイツの国際コンテストで金メダルを受賞した本格ハムのお店で、コース料理には必ずハムがついている。

ハム目当てで通うお客さんも多く、グランドピアノが置かれた優雅な店内は貝塚マダムの憩いの場となっている。

吉見ノ里駅の絶品漁港メシ・海鮮丼

泉佐野の2駅あとで、関西国際空港の玄関口である田尻町に位置する吉見ノ里駅。そして、駅から徒歩12分の場所にあるのが田尻漁港。

ここで、人気を集める漁港メシが海鮮丼である。

田尻漁港内にある寿司屋にし川は、握りの盛り合わせからお昼の定食などメニューが豊富で、中でも特に人気を集めるのがにぎわい丼だという。

マグロ、トロ、サーモン、いくら、ほたて、穴子の天ぷらなど10種類の魚介類が惜しげもなくトッピングされている。

その他、おすすめメニューは秘伝のタレが染み込んだ穴子の押し寿司（税込1,320円）や泉州ではガッチョと呼ばれるネズミゴチの唐揚げ（税込825円）など。

蛸地蔵駅の絶品漁港メシ・しらす丼

岸和田駅と貝塚駅の間に位置し、近くのお寺の相性が駅名になっている蛸地蔵駅。近くには岸和田漁港が広がる。

ここで人気を集める漁港メシはしらす丼である。

岸和田漁港前のお店・きんちゃく家では新鮮なしらすを存分に味わえる 。

大阪湾はしらすがたくさん採れる絶好の漁場だが、そのほとんどがこのお店の前にある漁業組合で水揚げされる。そのため、きんちゃく家は大阪イチ新鮮なしらすを味わうことができるお店として人気を集めている。

一番人気のメニュー「生しらすと釜揚げのハーフ丼」は、どんぶり一杯に溢れんばかりのしらすを盛りながら880円（税込）という安さも魅力。春になると大体的にしらす漁が始まるので特におすすめとのこと。

鳥取ノ荘駅の絶品漁港メシ・穴玉丼

阪南市に位置する鳥取ノ荘駅。駅から徒歩7分のところにあるのが西鳥取漁港。

ここで人気を集めるオリジナル漁港メシが穴玉丼である。

分厚い厚焼き玉子の下には、味がよく染み込んだ煮穴子がたっぷりと敷き詰められている。

名物・穴玉丼を提供する英進丸 名倉は、料理上手で知られる漁港のお母さんが周りに勧められて始めたお店。その日に水揚げされた新鮮な魚介類が漁師の家に伝わる秘伝の味付けで食べられるとあって人気を集めている。

穴玉丼の他にも、カキフライ定食（税込1,100円）や真鯛の漬け丼（税込1,100円）など人気メニューが多い。

春木駅の珍しい粉もん・菊菜焼き

岸和田市の北部に位置する春木駅。駅前にはラパーク岸和田という大型ショッピングモールもある。

春木駅の名物グルメは、30年以上続く人気のお好み焼き屋・じゅじゅで食べられる珍しい粉もん・菊菜焼きである。

菊菜焼きとは、ネギ焼きのネギの代わりに春菊が入った粉モン。薄く焼いた生地の上に天かすと鰹節を乗せ、その上に菊菜をどっさり、さらにてっちゃんなどの具材が加わる。味付けはお店オリジナルの醤油。

おわり