大阪メトロ沿線の行列グルメ

2020年3月24日放送の『ちゃちゃ入れマンデー』（関西テレビ・火曜19時）で、“あの人だかりは何だ！？大阪メトロ特別編”として過去回放送から厳選された行列必至の大阪メトロ沿線の人気店グルメが紹介された。

御堂筋線・本町「ボタニカリー」のカレー

1軒目は御堂筋線・本町駅から徒歩5分。道路からビルの奥まで続く人だかりができている。

人だかりの先にあるのはカレーライスのお店「ボタニカリー」。飲食店未経験の兄妹二人が独学で生み出したカレーは、食べログの西日本カレーランキングで１位の称号を獲得。

そんなお店の人だかりメニューはお店と同じ名前がついたボタニカリー（税込980円）。「植物画」を意味するボタニカルアートが名前の由来。彩り豊かな副菜が添えられ、さながらお皿のキャンバスに描かれた絵画のようなカレーとなっている。

もちろん味にもこだわっており、一皿でルーカレーとキーマカレーの2種類のカレーを楽しめる。店主曰く、2種類のカレーは別々のスパイスの配合なので、混ぜて食べると味や香りに変化がでて楽しいとのこと。

売り切れ次第終了のため、オープン30分前の午前10時半が狙い目。

御堂筋線・なんば「味乃家」のお好み焼

2軒目は大阪観光の中心地で外国の観光客も多く訪れる道頓堀、最寄り駅の御堂筋線・なんば駅から徒歩3分。オープン30分前にも関わらず50人ほどの人だかりができる。

人だかりの先にあるのは大阪ミナミを代表するお好み焼き屋「味乃家」。ミシュランガイド2016、2017でビブグルマンに選出されたこともあり海外からの観光客も多い。

一度食べたらハマってしまうフワとろ食感のお好み焼きの秘密とは“粉の少なさ”だそう。その代わりに大量のキャベツをを加えて、絶妙に空気を入れて混ぜ合わせることでフワとろの生地に仕上げている。

一番人気のメニューは豚バラに海鮮がふんだんに入ったミックスお好み焼（税込1,375円）。

表面をごま油で香ばしく焼き上げることで、中はフワッと、外はカリッ！秘伝のソースと絶妙な焼き加減が融合して生まれた最高峰のお好み焼きとなっている。

さらに、ミックス焼そば（税込1,375円）もおすすめ。秘伝のソースにウスターソースを加えることで少し辛さをプラスされている。ソースの香ばしさとボリュームのある具材が贅沢過ぎる焼きそばとなっている。

そして、お客さんのほとんどが注文するというメニューがスジネギ（税込1,078円）。じっくり煮込んだ柔らかい特性の牛すじとたっぷりの九条ネギを焼き上げた人気メニュー。ネギのシャキシャキ食感にトロッとしたすじ肉が絶妙にマッチした一品となっている。

すぐ近くに2号店があるので、そちらが狙い目。

四つ橋線・岸里「Revo」のハンバーグ

3軒目はなんば駅から南へ3駅のところにある四つ橋線・岸里駅から徒歩2分。オープン前にも関わらず、20人ほどの人だかりができる。

人だかりの先にあるのはハンバーグが自慢の洋食店「肉匠 Revo」。

人気メニューは宮崎牛の黒毛和牛を100%使った黒バーグ。圧倒的ボリュームで肉の味がとても濃いのが特徴。ナイフを入れるとこれでもかと肉汁が溢れ出し、まさに唯一無二のハンバーグに仕上がっている。

黒バーグ200gにご飯（1回おわかり無料）、サラダ、スープがついた黒バーグランチは税込1,500円。

お肉を安く提供するために、お店では牛を一頭買いしている。さらに精肉店も経営しているので、その日の状況によってはイチボやヒウチなどの珍しい部位を楽しむことができる黒毛和牛サービスステーキランチ（100g 税込1,980円）も人気。

平日、休日問わず満席が多いのでオープン前の11時15分頃が狙い目。

四つ橋線・本町「田中の中華そば」の中華そば

4軒目は四つ橋線・本町駅から徒歩5分。ランチタイムに10人ほどの人だかりができている。

人だかりの先にあるのは2018年オープンのラーメン店「田中の中華そば」。

店主の田中さんは「塩元帥」、 「人類みな麺類」 などの有名ラーメン店で3年間の修業を経て独立。すぐさまSNSを中心に話題を呼び、人だかりが絶えない人気店となった。

“毎日食べても飽きない”という看板メニューの中華そば（税込850円）は店主こだわりの一杯。

徳島県産の若鶏でとった鶏ガラベースのダシにかつおと昆布の旨味を加えた3種類の醤油をあわせた深いコクのあるスープに、京都の有名製麺所で特注したモチモチ食感の中太ストレート麺が絡み、あっさりした中に旨味が染み渡る洗練された一杯となっている。

チャーシューにはイタリア産の豚肉「ドルチェポルコ」の肩ロースを使用。低温調理で仕上げており、しっとりながらもとてもジューシー。そのチャーシューが贅沢に楽しめるチャーシュー丼（税込400円）もセットで頼むお客さんが多くすぐに売り切れてしまう人気メニューだ。

また、しじみのダシがしっかりと効いた貝そば（税込850円）は、あっさりと優しい味で女性客に人気。

本町で瞬く間に人気となった究極の中華そば。人だかりを避けたい人は午後2時頃の来店が狙い目。

千日前線・阿波座「チリレンゲ」の麻婆豆腐

5軒目は千日前線・阿波座駅から徒歩4分。オープン前にも関わらず15人ほどの人だかりができている。

人だかりの先にあるのは親しみやすいカジュアルな雰囲気で本格的な中華が楽しめるお店「中華食堂 チリレンゲ」。中でも中華料理人歴30年の店主が作る麻婆豆腐（ランチセット 950円／ディナー 1,300円）を求め、平日のお昼時は常に満席という人気店。

自慢の麻婆豆腐は辛さの中に豊かな風味があるのが特徴で、辛さ一辺倒ではなく甘さと旨さが絶妙にマッチしたご飯に合う一品。

自慢の麻婆豆腐の味の決め手は絶妙なバランスで配合された自家製ラー油。ひと度口にすると、まずは豊かな甘みが口に広がり、そこから心地よい山椒のシビレ感がやってきて、最後にラー油の辛味と隠し味の味噌のコクが感じられる珠玉の一品。もちろんご飯との相性抜群だ。ランチセットはご飯のおかわり自由なのでその至福のひとときを心ゆくまで楽しむことができる。

人だかり必至のため、平日のオープン前に並ぶのがおすすめ。

千日前線・日本橋「【A】PIZZA」の四角いピザ

6軒目は千日前線・日本橋駅から南へ徒歩4分。 路地裏に若い女子たちを中心に20人ほどの行列ができている。

人だかりの先にあるのはピザのお店「【A】PIZZA（エー ピッツァ）」。 外観だけでなく店内の至るところに手書きのイラストが飾られ小洒落た雰囲気。

人気の理由は、ちょうど良い一人前サイズの四角いピザだ。料金は1枚350円～と激安。

アルプスの酵母を使い、低音で20時間熟成された生地を使用するこだわりでオーダーごとに焼き上げる。

メニューも豊富で、ピザの元祖「マリナーラ」（税別330円）に始まり、ツナやコーンも入ったボリューム満点の「じゃがマヨ（White）」 （税別580円）など、その数およそ20種類。みんなでシェアして色んな味を楽しめる。

中でも人気メニューは「ビスマルク」（税別580円） 。まるごと乗った半熟卵を自分で割って、トロッとした黄身を絡めて食す。

ピザはテイクアウトなら比較的並ばずに購入可能。京橋店も狙い目。

御堂筋線・中津「たけうちうどん店」のうどん

7軒目は御堂筋線・中津駅から徒歩5分。若者を中心に10人ほどの人だかりができている。

人だかりの先にあるのはうどん屋「たけうちうどん店」。 リピーターが多く店内はいつも満員の人気店。

脱サラしてうどんの世界に飛び込んだ店主が作る麺は、注文が入ってから茹でるのでいつでも出来たてを味わうことができる。

とりの天ぷらがのった「とり天ぶっかけ」（税込880円）はお客さんのほとんどが注文するという人気メニュー。外はカリッと、中はジューシーなとり天が5個のっておりボリューム満点。

夜限定の「とり天カレーうどん」（税込900円）も、一口目は甘く後から辛さがやってくる人気の一品。

売り切れ次第閉店なので早めの来店がおすすめ。

堺筋線・北浜「NORTHSHORE」のヘルシーランチ

8軒目は堺筋線・北浜駅から徒歩1分 。女性客が中心の一際目立つ人だかりができている。

人だかりの先にあるのは新鮮なフルーツや野菜が盛りだくさんの健康的なメニューが若者に大人気のリバーサイドカフェ「NORTHSHORE」。

人気の理由は川沿いから北浜のオフィス街を一望できるテラス席。

ゆったりと寛げるお洒落な空間でいただけるハワイアンテイストのメニューがインスタ映えすると連日たくさんのお客が訪れている。

この投稿をInstagramで見る

NORTHSHORE CAFE&DINING(@northshore.hanafru)がシェアした投稿 – 2020年 2月月18日午後7時25分PST

この投稿をInstagramで見る

NORTHSHORE CAFE&DINING(@northshore.hanafru)がシェアした投稿 – 2020年 2月月16日午後5時29分PST

一番人気のメニューは曜日限定（月・土日祝）のフリフリグリルチキン（税別1,100円）。塩・にんにく・唐辛子・ペッパーなどで香ばしく焼き上げたチキンと、10種類以上の野菜を使ったサラダ、玄米ご飯、冷静スープがセットになったプレート。食べごたえ十分なのにとてもヘルシーだ。

都会でハワイを感じながらいただくお洒落なヘルシーランチ。土日は満席必至なので、比較的空いている平日の午後4時頃が狙い目。

堺筋線・日本橋「ぺりーのいくら丼」のイクラ丼

9軒目は堺筋線・日本橋駅から徒歩5分 。若者を中心におよそ25人ほどの人だかりができている。

人だかりの先にあるのは美味しいイクラがリースナブルな値段で食べられと人気のイクラ丼専門店「ぺりーのいくら丼」。

店主が北海道の編元に直接交渉し、大量に仕入れることで質のいいものを安く提供できるそう。イクラ大盛りのイクラ丼が880円（税別）。通常のものより大粒で皮が固くプチプチと弾ける食感がたまらない。

しかし、近年イクラの価格は高騰しているようで原価率はほぼ100％だとか…

イクラが売り切れ次第終了なので、絶対に食べたいという人はお早めに。空いている時間帯ならば午後3時頃が狙い目。

四つ橋線・肥後橋「鎌倉 おみそ善」の味噌汁

10目は四つ橋線・肥後橋から徒歩1分 。ランチタイムに15人ほどの人だかりができている。

人だかりの先にあるのは2019年7月にオープンしたテイクアウト専門の「鎌倉 おみそ善」。 鎌倉時代に味噌汁が広まったとされていることからこの店名にしたという。

具材によって10種類あるお味噌汁は、それぞれ赤味噌、白味噌、合わせ味噌の3種類から選ぶことができる。値段は一杯390円（税別）で統一。日高昆布と宗田節でとった上品な出汁が特徴。

1番人気のメニューは「サバとオクラとえのき」。意外な組み合わせのようだが、とても美味しいと評判の一品。

「鶏つくねとなめこ」も人気メニューのひとつ。大きななめこがたっぷりで、赤味噌でいただくのがおすすめだという。定番の「具だくさん豚汁」も具がたっぷりで、どれも十分おかずになるものばかり。

お味噌汁に使う味噌は長野県岡谷市の喜多屋醸造店のもの。酒精が入っていない無添加の生味噌で、店主曰く味が抜群で 「これしかない」のだとか。

また玄米を使ったさまざまなおにぎり（税込60円～）も販売しているので、お味噌汁とセットで買っていく人も多い。

味噌にこだわったお味噌汁専門店。朝8時から営業しているので、朝食にもおすすめ！

御堂筋線・なんば「たぶっちゃん」の担担麺

11軒目は御堂筋線・なんば駅から徒歩8分 。夜8時、千日前の一角に人だかりができている。

人だかりの先にあるのは担担麺専門店「たぶっちゃん」。 夜8時から翌朝5時まで営業しているので、お酒を飲んだあと締めに立ち寄る人にも人気のお店。

メニューには5種類の担担麺があるが、店主おすすめは「四川屋台担担麺」と「たぶっちゃん式屋台担担麺」の2種類。

一番人気は「四川屋台担担麺」（税込780円）。 スープは鶏ガラ、練りゴマ、数種類の味噌をブレンドして仕上げる。 もやし、肉味噌、ニラと具材たっぷり。ピリッとした辛味と練りゴマのコクや肉味噌との相性も抜群。この味にハマる人が続出している。

もう一つのおすすめが「たぶっちゃん式屋台担担麺」（税込680円）。ラー油で炒めた中国山椒が味のポイント。醤油ベースのスープだが痺れるような辛さと山椒の香りがたまらない一品。

痺れる辛さが癖になる担担麺。比較的空いている平日が狙い目。

堺筋線・南森町「ジェイティード カフェ」のスムージー

12軒目は堺筋線・南森町駅から徒歩10分 。若い女性を中心に20人ほどの人だかりができている。

人だかりの先にあるのは「ジェイティード カフェ」。 ハンドメイド雑貨や洋服も販売するカフェとして2017年にオープン。そこで出されてるスムージーがインスタ映えすると、1～2時間待ちは当たり前の超人気店になった。

この投稿をInstagramで見る

けんけんの関西食べある記(@osaka_gourmet_)がシェアした投稿 – 2019年 7月月10日午前2時34分PDT

この投稿をInstagramで見る

g　(京都カフェ)(@g_kyotocafe)がシェアした投稿 – 2019年 7月月28日午前3時30分PDT

スムージーの注文方法が少し変わっていて、「赤・ピンク・黄色・オレンジ・緑・紫」から好きな色を選ぶとその色をベースに作ってもらえる。例えば「黄色」を選ぶとパイン系をベースに、「ピンク」ならベリー系をベースにという感じ。鮮やかな色合いだが、着色料は一切使っておらず野菜やフルーツだけで表現されている。さらに上の柄は全て手書きで毎回アレンジされるので何度訪れても楽しめる。

カラフルなスムージーにはヨーグルトとバジルシードが入っている。バジルシードとはバジルの種のことで、食物繊維や栄養が豊富で美容に良いとされる。

現在、天満橋本店の営業は土日のみだが、2019年12月に大丸梅田店もオープンしたのでそちらも狙い目。

御堂筋線・新金岡「街のみなと まぐろパーク」のまぐろ料理

13軒目はベッドタウンとして人口が増加中の堺市北区、御堂筋線・新金岡駅から車で5分 。まだオープン前にも関わらず30人ほどの人だかりができている。

人だかりの先にあるのは2018年夏にオープンした鮮魚マーケット「街のみなと まぐろパーク堺本店」。 全国の漁港から産地直送された鮮魚を豊富に取り扱っている。

中でも年間1万本以上取り扱うというまぐろの質は一級品。毎日3回開催されるまぐろの解体ショーでは希少部位を安く購入できるのでお客さんに大好評だという。

そんな新鮮で安いまぐろがその場で食べられるフードコートは連日たくさんのお客さんで賑わっている。

一番人気は「本まぐろの寿司盛合せ」。中トロ4貫、赤身3貫、鉄火巻がついて980円（税別）。

まぐろ以外の海鮮も楽みたい欲張りな人には「メガ盛り海鮮丼」（税別980円）がおすすめ。赤海老、ハマチ、イクラなどその時々の旬の食材がたっぷり乗った贅沢な一杯で、大満足すること間違いなしのおトクメニューだ。

キッズコーナーも充実していて子供も楽しめるまぐろパーク。人だかりを避けてたい場合は午後2時頃が狙い目。

おわり