『ミシュランガイド京都・大阪2026』に掲載された京都エリアの蕎麦店は全9店で、すべてビブグルマン獲得店だった。昨年2025年の京都エリアの蕎麦店の掲載は全8店から1店増加した。
「木陰」が新規掲載になった。
蕎麦 ろうじな|中京区
Bib Gourmand

蕎麦の個性を伝えるため、つなぎなしの十割を打つ。製粉に使う自作の石臼は、修業先から受け継いだもの。香りを逃さぬよう、ゆっくりと実を挽く音が店内に響く。蕎麦の他、酒を誘う肴が豊富。湯葉豆腐、万願寺唐辛子のじゃこ和えは京都らしいつまみ。昼でも用意があり、左党の心も満たしてくれる。
MICHELIN Guide (2026)
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五|北区
Bib Gourmand

蕎麦の根 茎 花 実 緑の五色から、いつつの五が屋号となった。大徳寺前に位置し自然界の五大要素をも連想させる。蕎麦と料理を掲げたおまかせは、四季の味覚を盛り込み、日本料理の技を見せる。和久傳の蕎麦屋ゆえ、審美眼に優れる。蕎麦はもりや辛味大根など選び、和え物や鯖寿司といった単品の追加もできる。
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手打ち蕎麦 かね井|北区
Bib Gourmand

古い日本家屋が並ぶ鞍馬口通にある蕎麦屋。暖簾の先に土間の玄関、座敷と板間に座卓が並び、懐かしい風情に心が和む。ざる蕎麦は、香りと喉越しの良さを求めた十割。鮫皮おろしとわさび一本が用意され、すりおろしながら茹で上がるのを待つ。蕎麦豆腐や蕎麦ぜんざいといった蕎麦料理を満喫できる。
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十五|左京区
Bib Gourmand

蕎麦を打つには原料からが信念。自ら畑を耕し、実を刈り取る。蕎麦に全力を尽くすため、品書きは蕎麦掻きと蕎麦のみ。客が着席してから粉をこねるのにも妥協がない。太打ちの十割には、咀嚼による風味の豊かさを求める。蕎麦の魅力を世界に発信したいと、積極的に海外へ渡り、技術と文化を広めている。
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権兵衛|東山区
Bib Gourmand

権兵衛と聞けば、きつねにうどんか蕎麦、たぬきではないことは確か。うどんから始まる品書きにその人気がうかがえる。きつねのお揚げは刻みか、甘炊きを選べる。「けいらん」は玉子とじの餡と生姜に温まる。麺がやわらかいのは、だしを染み込ませる文化から。歌舞伎役者や芸舞妓に愛されてきた京の味。
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そのば|下京区
Bib Gourmand

店主は器を作る蕎麦職人。自家製粉する手打ち十割を自作の器で供すのが「そのば」のもてなし。「もりそば」と並んで人気なのが季節蕎麦。筍、酢橘、胡桃、牡蠣などを合わせ月替わりで創作する。古材を生かしたインダストリアルな内装も自ら手掛けた。料理から空間まで、芸術家肌の感性が表れる。
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竹邑庵太郎敦盛|上京区
Bib Gourmand

「そばハくすり」と書かれた看板。栄養素を多く含むことから“薬膳蕎麦”を掲げ、健康を願う。殻ごと挽いた蕎麦は褐色を帯び玄妙な味わい。茹でたてを熱いまま盛る「あつもりそば」が名物。蒸籠の下に蕎麦湯を張るのは冷めない配慮から。たっぷりの九条葱、鶏卵、山葵に熱いつゆを合わすつけ汁にも個性がある。
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茶寮哲心|中京区
Bib Gourmand

格式ある天井に8メートルもの金箔画が圧巻。三匹の虎と二羽の兎が描かれ、舞台を見ているかのよう。創作蕎麦を看板とし、醍醐蕎麦が名物。チーズの起源とされる醍醐になぞらえ、蕎麦にパルミジャーノレッジャーノを粉雪みたいにおろす。鰹のつゆにオリーブオイルも日伊の交流。これぞ真の醍醐味。
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木陰|北区
Bib Gourmand
店主は元菓子職人。一つのことを突き詰めたいと製菓から蕎麦の道へ。自家製粉する細打ちの十割は、香りを引きたて喉越しは滑らかに。酒肴は野菜のお浸しや漬物など、自然な味わいが日本酒に寄り添う。平日は昼のみ営業が基本。地酒の種類も多く、昼から木陰で呑むゆっくりとしたひと時、楽しみたい。
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