ミシュランガイド大阪 2025 掲載の蕎麦全店

ミシュランガイド大阪 2025 掲載の蕎麦全店

ミシュランガイド京都・大阪2025』に掲載された大阪エリアの蕎麦店は全8店で、すべてビブグルマン獲得店だった。昨年2024年の大阪エリアの蕎麦店の掲載は全9店だったので1店減少した。

そば切り からに|福島区

Bib Gourmand

そば切り からに 料理

古材で設えた内装は木工作家と手掛けた。大きなテーブルと不揃いな椅子、ユニークな天井画に遊び心を見せる。品書きに豆腐のもろみ漬や鴨葱味噌といった酒肴を揃え、一献を誘う。蕎麦は細切りと太切りの粗挽きを打ち、喉越しと風味に変化を持たせる。和やかな雰囲気の中、思い思いに蕎麦を楽しめる。

MICHELIN Guide (2025)

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そば處 とき|北区

Bib Gourmand

そば處 とき 料理

北新地の軒先に飾る「千客萬来」のしめ縄。多くの人に訪れてほしいと、深夜まで暖簾を掲げる。品書きは酒の肴から季節の蕎麦まで幅広い。昼は蕎麦に巻寿司が付くのが嬉しい。夏の冷やしカレー蕎麦は、夏野菜の彩りが鮮やか。冬の牡蠣蕎麦は、白味噌風味のつゆに体が温まる。季節ごとの仕立てが楽しみ。

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なにわ翁|北区

Bib Gourmand

なにわ翁 料理

三代目店主は機械打ちだった実家の蕎麦屋を変えたいと、名人の下で手打ちを学んだ。水切りはしっかり、冷たすぎず、蕎麦切りは細くもなく太くもなく、汁は中辛。よって蕎麦の実の香りが引き立ち、盛り方までも美しい。つまみが充実、季節の蕎麦も楽しみ。守らなければならない蕎麦屋の姿が健在。

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蕎麦たかま|北区

Bib Gourmand

蕎麦たかま 料理

「もり蕎麦」という名の由来は器に高く盛り付けること。江戸時代には蒸していたことからせいろが使われ、山盛りの姿に歴史を辿る。丸抜きのもり蕎麦は喉越しが良く、挽きぐるみの田舎は香り豊か。蕎麦つゆには昆布を利かせ関西のだし文化を映す。一枚だけでも満足できるように量がたっぷりなのも嬉しい。

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そば切り 荒凡夫|北区

Bib Gourmand

そば切り 荒凡夫 料理

荒凡夫とは江戸時代の俳人である小林一茶が好んだ言葉。「自由で平凡に生きる」を意味するように、自然体で蕎麦と向き合う姿がある。湯がき、洗い、盛る、一連の作業を眺められるのはカウンターならでは。「そば三昧」は二八、十割、粗挽きを半盛りずつ味わえる。関東風のつゆは修業先の流れを汲む。

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文目堂|中央区

Bib Gourmand

文目堂 料理

かつて商家だった建物に昭和の風情が漂う。豆腐の味噌漬け、蕎麦掻き、鴨椀といった酒肴が品書きに並び、昼から盃を傾ける客も少なくない。店内のレトロな雰囲気にも酔いしれる。ざる蕎麦は真の山盛りに目を奪われ、しっかりと角が立つ。人間関係においてはさておき、蕎麦の角が立つのは良いことだ。

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そば切り 岳空|中央区

Bib Gourmand

そば切り 岳空 料理

自然素材が生きる和モダンな空間はカウンターのみ。店主は蕎麦に透明感を求め二八で打つ。冷たい蕎麦に限るのは、穀物の香りとコシを堪能してほしいため。かえしを効かせた濃いつゆに、関東での学びを示す。屋号の「岳空」は三つの文字から成る。丘、山、空を意味し、徐々に高みを目指す向上心を表す。

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四天王寺 はやうち|天王寺区

Bib Gourmand

四天王寺 はやうち 料理

織部焼の看板、独特な日本画が存在感を示す。料理の器も親交を深めた陶芸家が手掛けた。古材や土壁による素朴な雰囲気、民芸調の店内で蕎麦を手繰る楽しみがある。蕎麦は細挽きせいろと荒挽き田舎。どちらも同じ太さで打つ。昼は開店前から客が並ぶ人気店。酒肴に蕎麦が付く蕎麦膳なら予約できる。

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